太陽が欠けていく日食。
大昔、世界中では“神の怒り”や“恐れの象徴”と
考えられることが多かったようです。
そんな中
江戸時代の日本の村によっては、
“日食は、村に病気がはやるのを、
お天道様(太陽)が代わりに病気になってくれた”
という考えがあり、感謝したそうです。
なんだか、日本人らしい考え方ですよね。
他にも、
“日食は、人間が大蛇に呑まれる身代わりに、太陽が呑まれてくれる。
大蛇はお腹が焼けて太陽をすぐに吐き出すので、
世界はすぐ元の明るさに戻る”
といった考えもあったそうです。