蒸し暑い日が続きますね。
体調など崩していないですか?
地下1階展示ギャラリー「日本のくらし」のお部屋に、夏ならではの道具がちょこっと増えましたよ。
みなさんのお家にもありますか?
たとえば・・・
「うちわ」
今はおしゃれな扇子(せんす)なども売られていますよね。
うちわの語源にはいろいろありますが、
小さな翳[は](物におおわれて出来る影のこと)で蚊やハエなどを追い払ったので、「打つ翳(は)」から「うちわ」に変わっていったというのが一般的みたいです。
時代の変化とともにうちわに描かれる絵柄なども、変わっていったようです。
お店の宣伝もかねていたりと、時代ごとにうちわを調べていくのも面白いですね!
「扇風機(せんぷうき)」
日本では1894年に初めて発売された扇風機。
今では小さな卓上用や羽根のないものもありますよね。
電車の車内でも設置されていましたが、今はエアコンが主流になって扇風機のある車両は少なくなってるのかもしれません。
エアコンの冷気が部屋の床にとどまっている場合は、扇風機を下に向けて回すと、
節電で効率がよく部屋を涼しくすることが出来るそうですよ!
「風鈴(ふうりん)」
その名のとおり、風で鳴る鈴です。
日本の梅雨の時期に、音で涼しくなろうなんて!
なんとも粋(いき)だとはおもいませんか?
打ち水など、最近では地球温暖化を防ぐために昔の日本のくらしが見直されているようですね。
昔の方の生活の知恵、ぜひ取り入れていきたいですね!