♪ めだかの学校は 川の中~
そ~っと のぞいて みてごらん ♪
みなさんは、この歌を知っていますか?
学校でも育てているかもしれませんね。
こども館では、「藤沢メダカ」を飼育しています。
「藤沢メダカ」って、どんなメダカかわかりますか?
今回はちょっとマジメなお話を・・・。
メダカは日本各地で普通に見られた魚です。
今では数を減らし、絶滅危惧種となっています。
絶滅危惧種とは、絶滅のおそれがある生き物のこと。
IUCN(国際自然保護連合)が調べた約4万7千種の動物や植物のうち、絶滅しそうな種は
なんと1万7千以上!
すごい数です・・・。
メダカが絶滅していく原因には、大きな環境の変化があるといわれています。
う~ん。。。
これでメダカに会えなくなっちゃうの!?
ところが!
藤沢では絶滅していたといわれていた「メダカ」が1995年に発見されました!!
鵠沼の民家の池にいたんです。
1957年に“蓮池”と呼ばれている境川水系の河跡湖から取ってきたメダカが
奇跡的にそのままの状態で残っていたのです!
藤沢メダカの再発見!
この再発見されたメダカを“藤沢メダカ”と名付けました。
多くの人たちの手で育てられ、今では数を増やしています。
良かったですね~。
こども館の藤沢メダカは、2007年から飼育を始めました。
はじめはたったの7匹。
それが今では、なんと100匹以上にまで数を増やして、元気に泳いでいます。
毎年7月のワークショップでは「藤沢メダカと遊ぼう!」
を開催していますよ。
メダカの実験や卵の中を顕微鏡でのぞいてみたり、ペットボトルで水そうを
作って一日楽しく過ごします。
今年も開催する予定ですので、お楽しみに!
ここで、注意!!
メダカを見るときはそ~っと静かに見てあげてくださいね。
大きな声や水に手を入れたりすると、メダカがびっくりしちゃいますからね。
元気な「こども館の藤沢メダカ」に会いに来てください!!